先日思い立って京都市動物園に行ってきた話をしました。
とても京都らしい雰囲気の良い動物園だったのですが、見ている中で東山動物園と似ているな、と思った箇所がありました。
これはお互いに参考にしているのではとか考えていたりします。とは言え、動物のことを考えて環境を改善していけば、必然的に同じような感じになるのではないかと思いますが。
そんなところを今回は紹介しようと思います。今後も気になったところがあったら追加していきます。
各動物園のリニューアル時期
京都市動物園:2015年9月
2015年9月にリニューアルオープンした京都市動物園。
園全体を一度にリニューアルしたこともあり、非常に統一感がとれた園内風景となっています。京都という立地をしっかりアピールしている雰囲気の良い動物園になっています。
東山動物園:随時
東山動物園は徐々にリニューアルしていっています。
それぞれの獣舎を個別にリニューアルしていっているため、統一感というところでは少々かけているように見えます。
ただ、今後もいろいろな獣舎をリニューアルしていくようで、楽しみが尽きません。
個人的には食肉小獣舎の劣悪環境を早くどうにかしてくれと思うのが私の思いですが・・・。
ここが似ている!東山動物園と京都市動物園
ここからは似ている箇所をご紹介します。と言ってもまだ2つですが。
東山動物園ユキヒョウ舎と京都市動物園ジャガー舎
これは絶対に東山動物園がぱくった参考にしたと思います。
まずは東山動物園のユキヒョウ舎です。
上に張り出した高台へユキヒョウがぴょんぴょんして登っていく姿を想定して、ぴょんぴょんユキヒョウと呼ばれています。2017年3月に東山動物園80周年事業の一環として建造されました。
続いて、京都市動物園のジャガー舎です。
どうでしょう。ぴょんぴょんユキヒョウと同じですよね。こちらはおそらく2015年9月のリニューアル時に作られてたと思われます。
というわけで、東山動物園が参考にしたのでしょう、きっと。
東山動物園のツシマヤマネコ舎と京都市動物園のツシマヤマネコ舎
これは展示が似ているというよりは、ここを似せているの?!というところです。
まずは東山動物園から。この看板を覚えておいてくださいね。
続いて、京都市動物園。
あれ?ものすごい既視感じゃないですか?
微妙に線の場所が異なりますが、ほぼおなじ絵のタッチ。
実はこれ、対馬だけにある実際の交通看板を模しているのです。ツシマヤマネコの保全目的に、飛び出しに寄る交通事故死を防ごうと対馬では看板が設置されています。
ちなみに、Google画像検索で検索してみるとこんな感じです。いろんなバリエーションがあります。
そのため、これは似ているというよりは対馬の看板を模しているのですね。
動物園記事に動物がいないのも寂しいので、東山動物園のツシマヤマネコ写真です。
まとめ
京都市動物園へ行った時はなんだか似ているなと思っていまして、記事にしてみようと思いましたが、実際に記事にしてみると、え?こんだけ?っていうレベルでした(笑)
今後もなんとかこじつけて増やしていこうと思います。
でも似ていてもいいので、東山動物園は他動物園を真似てどんどん動物たちの住環境を改善していってほしいです。正直、動物園の中で劣悪環境度がかなり高いですからね。まずは食肉小獣舎から!ハニーさんとレフさんの獣舎をきれいにして!
京大山極教授の関係で似ているのでは、昨年東山で教授のゴリラの講演会に参加しました。
京都は広くないので回りやすいです。今月末に行きます。玉三郎南座公演技の楽鑑賞するので。
東山の新ゴリラ舎にはがっかりです、ブログ友にはなぜあんなに人工的なのかと言われました。シャバーニの兄のいる上野のほうが雰囲気がいいですね。
なるほど。そういう関係性もあるかもしれないですね。
歌舞伎と動物園、いいですね。京都はちょうど良い大きさですよね。半日でも十分楽しめる大きさ。楽しんできてください。
ゴリラ舎は確かに人工的ですよね。正直なところ、私も好きになれないです。なんというか、研究用に飼われている感がしてしまう。
東山はいろんなところの展示手法とかを見習ってほしいと思うことがしばしばです。