近年はどこもかしこもIoTということでつながる家電が注目されています。そんな中、ネコトイレにもIoTが進出してきました。
ネコの健康管理で一番の気づきとなるのは何でしょうか。血がでてきたり、鼻水がでてきたりと外見で分かるものであればわかりやすいですが、体内的な異常はなかなか発見が難しいですよね。
そういう時に一番の目安となるのは排泄物だと思います。特に便の色や柔らかさは健康のバロメーターとなります。また、急激な体重増減等もひとつの気付きとなりますね。
そんな健康上のバロメーターであるトイレの状態を簡単に記録、管理ができたらどんなにうれしいことでしょうか。それを実現できるのがtolettaです。
私も是非導入してみたいと考えているところです。
toletta
IoTネコトイレであるtolettaでできることは以下を自動で記録することです。
- おしっこの量・回数
- 体重
- トイレに入った時間
これらをスマホのアプリで簡単に確認することができます。いくら愛猫家といえどもネコがいつトイレにいっているのかって把握するのは無理ですよね。また、体重測定というのもなかなか難しいものです。それを飼い主、ネコそれぞれに負担をかけずに実現してくれます。
スペック
スペックというほどのものでもないですが。
通信機能 | 無線LAN(2.4GHz) |
外形寸法(筐体部) | 幅 43.6cm × 奥行 54.8cm × 高さ 30.3cm |
外形寸法(トイレ部) | 幅 38.4cm × 奥行 49.4cm × 高さ 22.5cm |
重量 | 約 3.3kg |
電源 | AC 100V |
対応OS | Android 5.0以降 / iOS 10 以降 |
特徴
ネコのトイレを自動で記録してくれるtolettaの特徴を見ていきましょう。
多頭飼いでも安心な顔認識
このtolettaのすごいところは複数のネコをカメラで認識することができます。
そのため、多頭飼いでもどのネコがトイレに行ったかを自動で認識して記録してくれるのです。もちろん最初にネコを登録する必要がありますが、人間で見分けられるネコであれば認識が可能ということです。
この「ねこ顔認識カメラ」は特許出願中だとか。
緊急アラート機能
24時間ネコがおしっこをしなかったらアラート通知が届きます。常に記録し続けているからこそ分かる機能ですね。
離れていてもネコの異常に気づくことができますので、少しでも早い対処をすることができます。多頭飼いしているとどれくらいの頻度でトイレに行っているかを把握するのって不可能に近いですからね。
お手入れ簡単
これだけ高機能だとお手入れが大変なんじゃと思いますが、ユニット部とトイレ部を簡単に分離できるため、トイレ部だけ簡単にお手入れ可能です。
トイレは定期的に掃除したいですからこれはうれしいですね。
注意点
注意点というほどではないですが、我が家としてはかなり重要なことです。
公式サイトのFAQにさらっと書いてありましたが、使える猫砂が限られています。
Q. 固まるタイプの砂は使えますか?
A. 使えません。システムトイレ対応の砂で、なおかつ崩れない対応の砂のみご使用いただけます。Q. どんな砂とシートが使えますか?
A. 市販されているシステムトイレ用の砂で、なおかつ崩れないタイプの砂でしたら何でもお使いいただけます。Q. 専用の砂とシートが必要ですか?
A. 専用の砂・シートは必要ありません。
我が家では現在固まるタイプの猫砂を使っています。そして、崩れるタイプの猫砂です。この時点で同じ猫砂を使用した運用はできなくなります。これは悩みどころ。
料金
気になるのはどれくらいのお金がかかるのかということですよね。
料金はトイレ1台で・・・
初期費用ゼロ円+月額500円(税別)(+送料2200円)
初期費用ゼロ円で導入できるというのはうれしいですよね。
ただし、注意点としては最低利用期間が2年間設定されております。そのため、2年以内の解約の場合は残りの期間分の料金を一括で支払う必要があります。
つまり、6ヶ月で解約した場合は、24ヶ月ー6ヶ月である18ヶ月分×500円=9000円(税別)を支払う必要があるということです。どうせ払うなら使用し続けたほうがお得な気もします。
購入するには
一般販売は8月8日からスタートとのことです。ただし、お届けは11月22日以降とのことです。
まとめ
IoTネコトイレということで、ネコの健康管理をネコ、飼い主それぞれへの負担なくできるということで、非常に注目しています。
使用料もサービス料として月々500円なのでそれほど負担ではないですね。ただ、やはり猫砂を変えなければいけないというのがネック。
そして、我が家にはネコ3匹いるので2つは使いたいなぁと思っています。
ちょっと導入には踏み切れていないですが、もう少し検討してみようと思います。