NEO GEOのゲームが40タイトル収録された注目のminiゲーム機であるNEO GEO miniが届きました!
かつてSNKが販売していたNEO GEOは、100メガショック!をキーワードにアーケードゲームが家庭で遊べるゲーム機でした。
そのNEO GEOを、最近のミニブームにのっかって小さな筐体にし、40もの人気タイトルを詰め込んだのがNEO GEO miniです。SNKのゲームに夢中になった私は予約開始とともに、予約し、ようやく届きましたのでファーストインプレッションをお届けします。
NEO GEO mini
SNKの人気タイトル40タイトルがおさめられ、かつてのアーケードゲーム筐体をそのまま小さくした姿は我々ファンの胸を鷲掴みにします。しかも、これで1万2千円ちょっとなので格安ですよね!
NEO GEOとは
NEO GEOとは1990年に販売された家庭用ゲーム機です。アーケードゲームを開発していたSNKが家庭用に向けて販売し、「100メガショック!」という売り文句をもとにアーケードゲームが家庭で遊べるということで注目されていたと思います。
しかし、いかんせん値段が高かった。ROM機の本体は5万円ほどし、ソフトも2~3万円でした。その後販売されたCD-ROM版はソフトも1万円以下に抑えられたものの、本体は変わらず5万円くらいだったのでなかなか売れませんでしたね。
小学生の時に友人が購入したのをやらせてもらっていたのが懐かしいです。
SNKのゲーム
SNKといえばやはり格闘ゲーム!いちばん有名なのはキングオブファイターズ(KOF)でしょうか。
今となってはKOF自体がひとつのゲームとなっていますが、KOF’94がでた当初は、SNKゲームのオールスター的作品でした。それが、年を重ねるごとに、オリジナルの魅力的なキャラクターが出現して、ひとつのシリーズを確立していました。
私の中のSNKと言えば餓狼伝説です。特に餓狼伝説SPECIALはかなりやり込みました。母がいつも買い物に行くスーパーに置いてあり、ついていくと1回だけやらせてもらっていました。(当時は50円でしたね)いい思い出です。
小学生当時の私は毎日学校終わりにゲームセンターへ入り浸るような生活だったので、SNKのゲームはいつも身近にあった思い出です。
収録タイトル
日本版は以下のとおりです。インターナショナル版は14タイトル差異があるそうです。正直、こんなにもKOFはいらんなぁ。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ ’94
- ザ・キング・オブ・ファイターズ ’95
- ザ・キング・オブ・ファイターズ ’96
- ザ・キング・オブ・ファイターズ ’97
- ザ・キング・オブ・ファイターズ ’98
- ザ・キング・オブ・ファイターズ ’99
- ザ・キング・オブ・ファイターズ 2000
- ザ・キング・オブ・ファイターズ 2001
- ザ・キング・オブ・ファイターズ 2002
- ザ・キング・オブ・ファイターズ 2003
- 真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変
- サムライスピリッツ 天草降臨
- サムライスピリッツ零SPECIAL
- 餓狼伝説SPECIAL
- リアルバウト餓狼伝説
- リアルバウト餓狼伝説2 THE NEWCOMERS
- 餓狼 MARK OF THE WOLVES
- ワールドヒーローズパーフェクト
- 風雲スーパータッグバトル
- 龍虎の拳
- 幕末浪漫 月華の剣士
- 幕末浪漫第二幕 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~
- NINJA MASTER’S~覇王忍法帖~
- 痛快GANGAN行進曲
- キング・オブ・ザ・モンスターズ2
- サイバーリップ
- ショックトルーパーズ セカンドスカッド
- トップハンター ~ロディー&キャシー~
- ニンジャコマンドー
- バーニングファイト
- メタルスラッグ
- メタルスラッグ 2
- メタルスラッグ 3
- 戦国伝承2001
- ASO II −ラストガーディアン−
- ティンクルスタースプライツ
- ブレイジングスター
- トッププレイヤーズゴルフ
- 得点王
- ジョイジョイキッド
NEO GEO miniがやってきた
発売日は7月24日ですが、私の家に届いたのは8月4日でした。Amazonで予約しましたが、当初のお届け予定日は8月22日くらいでしたが、一気に早まりましたね。Amazonあるあるです。
早速外観レビューです。
外箱
家に届いて感じたのは、思ったよりも小さいということ。外箱はマットブラックでかっこいい箱です。
開けてみます
中身はシンプルに本体、電源用USB、説明書、シール。シールは液晶の上にある青い部分に貼る用です。昔はひとつの筐体に複数のゲームがはいっていて、何がはいっているかを丈夫に貼ってあったんですよね。そんなところまでミニにしてくれるのは嬉しい限り。
本体は本当に小さいですね。液晶も3.5インチなので、昨今のスマホよりも小さいです。
コントローラーは非常にプラスチッキー。そして、小さい。
背面には、電源ボタン、電源用USB、イヤホンジャックというI/Fです。USBはType-Cなのでモバイルバッテリーも使えそうです。
そして、左右にコントローラー用の端子がついています。
全体的にプラスチックなので高級感はまったくないですが、その分、小さく軽く作られています。これ、持ち運んで遊べますね。
サイズ感
手持ちのモバイルバッテリーと大きさを比較してみました。
比較しているのは電源直挿しできる便利なモバイルバッテリー。Micro USB端子もついているので、ケーブル忘れても使えるのがうれしい。
コントローラー部分は5円玉と比較します。
ボタンは5円玉よりさらに小さいですね。しっかりやるならゲームパッドは必須でしょうか。
プレイしてみよう
他のミニゲーム機と同様、電源つけてプレイしたいタイトルを選択する方式です。40タイトルもあると迷ってしまいますね。
まずは、思い出の餓狼伝説SPECIALをやってみます!懐かしいこの表示!
思い出が蘇る。
そうそう、こんなチュートリアルみたいなのありましたね。
まずはテリーでやってみますか。この微妙にリアルさを出そうとしているキャラデザに懐かしさを感じます。
もう、すべてが懐かしい。
しかし、もう技のコマンドをほぼ忘れてしまっている。大技林みたいなのだしてくれんかね。
プレイしてみた感想
とにかく画面は小さい。3.5インチなのでしょうがないけど、これでやり続けるのはなかなか厳しいですね。
そして、コントローラーもこのまま使うには小さすぎる。そして、スティックがかなり軽いので、コマンドがやりづらい。
あくまでもこのコントローラーと画面は演出のためのものだなと感じますね。実際にプレイするならテレビにつないで、外付けコントローラーで遊ぶべきです。
とは言え、懐かしさを演出するという点に置いては、画面とコントローラーを実際に使える状態でつけたのは素晴らしいと思います。
寝る前のちょっとした時間に気軽にできますね。
まとめ
タイトルに書いたとおり、この小さな箱に夢が詰まっています。
私の小学生時代をいろどったゲームがたくさんはいって1万2千円ほどで買えるというのはすごいことです。そして、懐かしさの演出のためとはいえ、液晶画面とコントローラーがついた本体は素晴らしい。単体で遊べるっていいね。
収録タイトルとしては、キングオブファイターズが4分の1くらい占めているのでは、と思ってしまい、もう少し別のタイトルもいれてほしかったなと言う思いはありますが、おおむね満足です。どんだけでも遊べそう。
ターゲットは完全に30代の方々だとは思いますが、是非若者にも遊んでほしいですね。スイッチなんてやってる場合じゃないよ!!