3/21~3/24に行ってきた四国旅行について、何回かに分けて訪れた場所のご紹介をします。
今回は徳島県にある大塚国際美術館です。
関東方面から四国へ車で行こうとした場合、もっとも早いのが鳴門海峡大橋を通るルートです。そうすると、徳島県に入って一番最初のICである鳴門北ICで降りてすぐのところにあります。
当日はあいにくの雨でしたが、到着する頃には小雨に変わっていました。とはいえ、美術館なので雨でもあまり関係ないですね。
大塚国際美術館
大塚製薬が75周年を記念して建てた美術館です。館内にある作品はすべて陶板で作成されたレプリカとなります。
え?全部偽物なの?と思われたかもしれませんが、原寸大の世界中の名画1000点以上を一度に見ることができます。もちろん海外で本物を見たことがある方にとってみれば物足りないと思いますが、見たことない人にとってみれば、テレビや雑誌で見たことある絵が目の前にあるっていうのはなかなか迫力ありますよ。
基本情報
- 場所:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
- 開館時間:9時30分~17時まで
- 休館日:休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)
- 入館料:一般/3240円、大学生/2160円、小中高生/540円
入館料は3240円とかなりお高い部類。この金額で躊躇される方もいらっしゃると思いますが、世界の名画を一同に見れると考えると3240円だす価値はあると思います。とはいえ、やはり高いですけどね。
音声ガイド
1台500円で音声ガイドをレンタルすることができます。
ただでさえ1000点以上の名画があるという中でどの絵を見ればいいかと迷う方におすすめです。音声ガイドがあるのは約100点となりますので、ひとまずその絵を中心に見ていけば主要な名画はおさえれるというわけですね。
ガイドも単なる絵の紹介や絵についている説明を音声で読み上げるだけでなく、文章説明に含まれていない小話もあるのでレンタルする価値はあると思いますよ。
館内ご紹介
それでは館内の名画を中心にご紹介しようと思います。
館内は写真撮影可能です。厳密に言えば、「ストロボ、フラッシュ、三脚等のカメラ固定具を使用しての撮影はご遠慮ください。(商業目的の利用は厳禁)」ということです。
まず最初に見ることができるのは、「システィーナ礼拝堂の天井画」です。カメラは35mm(APS-Cなので実質約50mm)のレンズしか持っていかなかったため、ちょっと画角が狭かったかなと思いました。16mm始まりのレンズを持っていけばよかったと後悔。
こういう絵こそ広角レンズで撮るべきですよね。
館内は地下3階からスタートして地上2階まで展示スペースがあるというかなり広い展示エリア構成です。全長で4kmほどあるとか。1日では回りきれません。
それぞれ時代毎に絵がまとめられており、その時代の絵のタッチや、どういうものが描かれてきたのか等、その時代毎に特色があってそれをなぞっているだけでもとても面白いです。歴史に興味のある方も楽しめますね。
フェルメールの真珠の耳飾りの少女もしっかり再現されています。
陶板ということもあり、表面はこんな感じですね。
絵だけでなく、有名な聖堂の壁画等も展示されています。原寸大というのがすごいです。
名画と言えばやはりレオナルド・ダ・ヴィンチでしょうか。
焼失した最後の晩餐もみることができます。これはかなり大きかったです。広角レンズで撮りたかった。
フランダースの犬で、ネロが見たかったというルーベンスのキリストの昇架も見ることができます。
館内はこんな感じで絵をじっくり近くから見ることができます。
ミレーと言えば落穂拾いですね。もちろん見ることができますよ。
ゴッホの自画像も飾ってあります。貴重な1枚ですね。
そして、みなさんご存知のムンクの叫びです。独特なタッチです。
こういう時代には珍しい動物の絵もあります。か、かわいい。
よく競馬の歴史とかで見る絵ですね。
この日はゴッホの7つのヒマワリ展が開催されていました。
それぞれタッチが異なっているヒマワリが飾られておりました。
おまけ
徳島といったら徳島ラーメンですよね。
お肉たっぷりの徳島ラーメン食べました。鳴門市には徳島ラーメンの老舗である「いのたに」があります。
おいしかったなぁ。玉子乗せ忘れたのは失敗。