PAPAGO! GoSafe 30Gをプリウスで使ってみた

今の自動車事故の増加により、かなり注目度が高くなってきたドライブレコーダー。私も昨年、PAPAGO社のGoSafe S30をレビューさせていただきました。

PAPAGO! GoSafe S30をプリウスで使ってみた

ちなみに、現在はGoSafe S30SEとして、GPSユニットバンドルモデルがかなりお安く販売しております

この度、再びPAPAGO社のご厚意もあり、2017年1月発売の新製品「GoSafe 30G」をレビューさせていただく機会をいただきました。

S30も小型で画質も良く完成された製品でしたが、今回の30Gは現状のドラレコに必要な機能すべてが詰まった現時点でのドラレコの完成形とも呼べる製品でした。

MEMO

さらに高解像度になったGoSafe 34Gが発売されたのでレビューしました

PAPAGO! GoSafe 34Gをプリウスで試す

ドライブレコーダーの必要性

昨年から今年にかけて自動車の追突事故をよく目にする気がします。高齢者によるブレーキ踏み間違えも多々起こっております。ニュースでよく目にしますが、これって明日は我が身ですよね、本当にいつ自分が事故にあってしまうかはわかりません。

そこで注目されているのがドライブレコーダーです。フロントガラスに取り付け、エンジン始動とともに常時前方を録画します。そして、不幸にも事故にあってしまったときに、その瞬間の状況を録画し、あとで責任の分析に使用できます。

例えば、相手が赤なのに無視して突っ込んできたとか、自分が停車しているところにぶつかってきたとか、すべて映像で録画されているので物的証拠になります。

今後は自分の身は自分で守る時代です。是非ドライブレコーダーの装着をして、身を守りましょう。

PAPAGO! GoSafe 30Gの仕様

2017年1月20日に販売開始されたばかりの最新製品です。400万画素CMOSセンサー搭載、フルHD画質60fps、様々な運転支援機能、GPS内蔵というオールインワンモデルです。すべてにおいてS30からレベルアップしていますね。

スペック

まずはスペックです。私は結構なスペック厨ですので、スペック上から見る個人的に期待している注目ポイントをまとめてみます。

  • 400万画素CMOSセンサー搭載
    S30の200万画素から約2倍になりました。画素数=画質ではないとはいえ、画素密度が上がるため、より高精細な映像が撮影できるはずです。現在の各社の上級モデルのスタンダード画素数でしょうか。
  • フルHD画質&60fps
    S30ではフルHDでは30fpsまででした。fpsとはフレームレートと言い、1秒間のコマ数を表しています。30fps=1秒間に30コマ、60fps=1秒間に60コマとなります。見え方としてはコマ数が多くなるため、よりなめらかな映像になることでしょう。
  • GPS内蔵
    S30では4000円ほどでの別売りでしたが、30Gには内蔵しています。GPSが搭載されていれば、どこで撮影された映像かがわかります。また、専用プレイヤーを使えば、走行ルートも表示できるとのこと。自動車トラベラーにはこれうれしいです。

開封&外観レビュー

実物を見てみましょう。

外箱です。まぁ、箱は一般的な大きさ。

開けてみると、少しすけている白い袋に本体が入っているのが見えます。

付属品

本製品の付属品は以下の通り。

  • 本体
  • 電源(シガーソケット用USB+USBケーブル)
  • 取り付け用ステー
  • microSDカード(32GB)
  • 取扱説明書

ここで注目は電源です。GoSafe S30のレビュー時に残念ポイントとしてあげた電源が改善されています!

S30はかなりごつく、かつシガーソケット直挿しの電源でしたが、今回はUSBケーブルに変わりました。そのため、シガーソケット周りがとてもコンパクトになります。5V1A仕様なので市販のものでも問題なく使えそうですね。PAPAGOさん、仕事が早い!

そして、うれしいのが32GBのmicroSDカードがついてくること。PAPAGOさん太っ腹です。一応PAPAGO純正SDカードですね。

本体

続いて本体を見てみましょう。

まずはS30と並べてみました。さすがに全部入りのドラレコだけあって、サイズは大きめです。S30がいかに小さかったかということもわかりますね。でもこれでGPS付きですから。

正面からみると、レンズ上に日除けのようなものがありますね。レンズが突出しているので光の映り込みが減るかもしれません。

左側面にはmicroSDカード、右側面はAV OUT端子です。mini HDMIで外部出力できるのかな。今度やってみよう。そして、両側面とも放熱しやすいデザインとなっています。常時作動しているため、どうしても熱を持つのでこの仕様はうれしいですね。

スイッチ類は下部にまとめられています。左からビックリマークと上下、OKの計4スイッチです。基本的には初期設定後は撮りっぱなしなのであまりスイッチは押さないことでしょう。

上面には電源用USB端子と電源ボタン。ここでもS30と比較した良い点を発見。S30は電源ケーブルがmicroSDカード挿入口の上を通さざるえなかったため、取り外しに不便でした。しかし、30Gは電源が上面、microSDカードが側面なので干渉しません。というか、今回はUSBケーブルがストレートなので干渉することはないですね。ケーブル隠す人はストレートの方がうれしいかもです。

本体が大きいのでもちろん液晶も大きいです。30Gには様々な運転支援機能もついていますので、液晶画面が大きいのはうれしいですね。

初期設定

取り付けはS30と全く同じなので割愛しまして、改善ポイントの電源はこんな感じです。ここに超ロングなUSBケーブルを接続します。

市販のUSB2口仕様のものを使えばドラレコ使いつつ、スマホの充電もできそうです。

S30より大きいぶん少し存在感はあるけど、ほぼミラーに隠れてしまうので問題なし。ただ、運転支援機能を使うなら液晶は見えないと意味ないです。

まずは初期設定です。

初めて電源をいれると言語設定と日付設定が必要です。もちろん日本語ありますよー。

そうすると使用できるようになりますが、SDカードいれるの忘れてました。

入れましょう。向きに気をつけてくださいね。

録画してみた

とりあえず初期設定状態で日中と夜の映像を撮影してきました。30Gも5分を1ファイルとして保存されます。容量は1ファイルが大体700MB強。これは設定を1920×1080pの60fpsにしているからだと思います。画質やフレームレート下げればもう少し容量は小さくなるでしょう。

記録映像

ドラレコでいちばん大事なのはやはりどんな映像が撮影されているのかということでしょう。というわけで、記録された映像を見てもらいましょう。

日中の映像

夜間の映像

全体的に画角が広いですね。危うく車内のオグリキャップぬいぐるみまで見えそうになっています。さすがにデジカメとかで撮影するフルHDを期待してはダメですが、十分に鮮明な映像を映し出してくれます。夜はどうしてもノイズが多くなってしまいますが、それでも隣や前の車両のナンバー等は十分見えるので、ドラレコの機能としては申し分なしです。

比較してみた

せっかくなのでS30と比較してみましょうか。

日中の映像(S30)

夜間の映像(S30)

ドラレコの取り付け位置は同じです。30Gの方が少しカメラが突出している分より手前が見えないのかと思いきや、30Gの方が広角レンズの恩恵か手前も映り広く撮れています。といっても、プラス5°なのでプラシーボかもしれません。

映像の鮮明さでいけば、正直誤差レベルなのでどちらも申し分なし。しかし、60fpsの効果か、30Gの方がヌルヌルと動いていますね。個人的にはここは非常にうれしいのですが、ドラレコとしてはS30でも十分だと思うので気にしなくてもいいと思います。

おまけ

私は東山動物園大好きです。年間パスポート(2000円!)を購入し、暇があれば行っています。その時ネックになるのが駐車場。通常800円とられるんですよ。しかし、ちょっと離れたところにある植田山駐車場は無料なのです!(イベント期間中は有料)動物園北門まで徒歩15分弱ですので、是非活用してみてください。

正門からの経路をGoSafe 30Gで撮影してきました。ご参考まで。

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まとめ

S30ではよかったところ、残念だったところでまとめましたが、正直30Gについてはよかったところしかありません。単体としてのドラレコの評価としては全てにおいて高かったです。取り付けやすさ、記録映像、本体サイズ、付随機能、値段・・・人によって必要レベルは異なってくると思いますが、どの切り口で見てもみんな満足するのではないかと思います。

ただ、本体サイズにおいてはもっと小さい方がいいと言う人もいるかもしれませんね。ドラレコ本来の役割を考えれば、映像だけ記録されていればいいと思いますので。

この値段で2万円を切っていますので、非常にお買い得だと思います。

私の旅の思い出記録という用途で考えると十分すぎます。すでにドラレコつけていますが、旅行の時は別で30Gをつけていこうと思います。

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