ソニーα7Ⅲ発表!α77Ⅱからの買い替えを検討

  • 兼ねてより動物園、競馬撮りに使う新しいデジカメが欲しいと検討しておりました。
α55に変わる動物・競馬撮りカメラが欲しいので調べてみた

結果としては、ソニーのα77Ⅱを中古で購入しました。というのも、もともとα55を使っていたこともあり、マウント替えが必要なかったことが大きいです。そして、動体に強いAF性能や最大12コマ/秒の高速連写が中古で7万円程度だったことも背中を押してくれました

そんな中、ソニーから恐るべしなスペックを持ったベーシックモデルが発表されました。フルサイズであること以外は私の理想、いや理想以上のスペックを持った機種です。

今回は発表から1週間ほど経ち実機も触ってみての私の検討結果を記事にしました。

ソニー α7Ⅲ(ILCE-7M3)

こういうシリーズものって基本はベーシックモデルから発表されるものですが、α7のⅢシリーズは高画素機であるα7RⅢが最初に発表されました。

α7RⅢはRⅡから画素数は変わらず、10コマ/秒連写、α9譲りの位相差AF性能を持った驚異的な機種でした。ただ、いかんせん40万ほどの価格ということで、私には手を出せるはずもない機種でした。

それから3ヶ月、2018年2月26日に発表されたのがベーシックモデルであるα7Ⅲです。

満を持して登場したそのスペックはベーシックモデルという言葉では片付けられないほどの驚異的なスペックを持ったモデルです。α7Ⅱから飛躍的なスペックアップをとげ、それに見合わない価格設定というモンスターベーシックです。

スペック

私の注目ポイントだけですが、スペックをまとめてみました。α77Ⅱと比較してみます。

機種α7Ⅲα77Ⅱ
画素数約2420万画素約2430万画素
撮影素子35mmフルサイズ
裏面照射型CMOSセンサー
APS-Cサイズ
“Exmor”CMOSセンサー
マウントαEマウントαAマウント
ISOISO100〜51200ISO100~25600
AF693点(像面位相差検出方式)
425点(コントラスト方式)
79点(15点クロスタイプ)
(TTL位相差検出方式)
シャッタースピード1/8000~30秒1/8000~30秒
サイレントモード
手ブレ補正イメージセンサーシフト方式(5軸)
補正効果:5段
イメージセンサーシフト方式
連写性能最高約10コマ/秒最高約12コマ/秒
連続撮影可能枚数
(RAW+JPEG)
約79枚約25枚
動画4K 30fpsフルHD 60fps
連続撮影枚数ファインダー使用:610枚
液晶モニタ使用:710枚
ファインダー使用:410枚
液晶モニタ使用:480枚
対応SDカードデュアルスロット(片側UHS-Ⅱ対応)シングルスロット(UHS-Ⅰ対応)
サイズ126.9×95.6×73.7 mm142.6×104.2×80.9 mm
重量約565g約647g

α7Ⅲのここがスゴイ!

大幅な進化を遂げたα7Ⅲですが、私が注目するポイントをあげます。

α9+α7RⅢな高速AF

AFの測距点が大幅に増え、撮像エリアの93%をカバーしています。

像面位相差方式ではα9譲りの693点の測距点数、コントラスト方式ではα7RⅢ譲りの425点の測距点数という、ハイエンド機のいいとこ取りという驚異的なスペックです。これがベーシックモデルというのだから恐ろしい。追従性能もα7Ⅱから2倍以上の大幅な性能アップをしているとのことです。その他、瞳AF等も進化しているとのことです。

α9、α7RⅢ譲りのAF性能ということから、相当なAF速度、追従性能を期待してしまいますね。

最高約10コマ/秒の高速連写

こちらもα7RⅢ譲りの連写性能です。メカシャッターでもAFAE追従の10コマ/秒連写が可能というのだから素晴らしいですね。10コマ撮影できれば困ることはよほどなさそうです。

撮影バッファもα77Ⅱから考えると3倍くらいにはなっていそうなので、通常用途ではバッファが足りなくなることはなさそうです。また、撮影可能枚数が画面上にバーで表示されるのであとどれくらいでバッファフル状態になるかひと目でわかります。

実機を触ってみました

3月2日よりソニーストア各店で実機を触ることができます。

というわけで、早速触ってきました。撮影した写真も持ち帰れたのですが、すべてRAWで撮影されており、私のLightroom CCでは読み込めなかったため、撮影写真はありません。とりあえず触った所感をつらつら書きます。

所感

試したのは以下の組み合わせ

  1. α7Ⅲ+LA-EA3+SAL70300G
  2. α7Ⅲ+SEL70200G

1は、もし私が買ったらこういう組み合わせになるだろうというAマウントとの組み合わせ。レンズ自体は私の所有物です。そして、2はネイティブEマウントレンズの組み合わせです。F2.8通しの非常に明るいレンズ。

まず、1の組み合わせでの使用ですが、ちゃんとAF効きます。像面位相差センサーの使用も可能で、AF-CとAF-Sのみ選択できました。AF速度は1、2秒待たされる感じです。そして、AF-Cでの動体追従はかなり厳しいです。静物に対しては普通にAFが使えるため、問題なさそうです。私の使用ではちょっと厳しいかな。

そして、せっかくなのでと思って試した2ですが、非常に快適です。AF速度も一瞬ですし、追従性能も捉えて離しません。そりゃあ、この組み合わせなら十分過ぎますよね。

画質についてはRAWでしか持ち帰れず、Lightroom現像もできなかったため、ノーコメントとします。

その他には、シャッター音がとても気持ち良い音となりました。α7Ⅱの苦手だった部分にシャッター音がありましたが、それが解消されています。

短時間しか試せなかったため、これだけしか試せませんでしたが、感触としてはおおむね良好でした。

買い替えはしない!

発表から毎日ニュースや仕様等の情報を追っかけながら買い替えを検討していました。そして、だした結論は、ひとまず買い替えはしません。

買い替えに踏み切れない理由

大きくは2つあります。

ひとつめがフルサイズということ。

私の撮影対象が動物や競馬ということもあり、望遠レンズをよく使います。現在の手持ちの最長は300mmのレンズですが、それでももう少し望遠がほしいと思っています。APS-C換算で450mmです。これをフルサイズで手に入れようとすると、純正のSEL70400Gでもテレ端の距離が足りません。

そうなると、タムロンの150-600mmとかになりますね。しかし、こういうレンズは重量が2kg近くあり、機動性が落ちます。カメラ持ちながら歩き回って撮影する身としてはちょっとつらい。

それを考えると、APS-Cで400mmなら換算600mmとなるため、非常に魅力的です。400mmまでならギリギリ機動性も確保できるサイズで存在します。

(α7ⅢのAPS-Cモードは考慮外としています)

ふたつめはレンズが高いということ。

フルサイズ対応のEマウントレンズで軒並み高いんですよ。安くても10万円近い値段がします。もちろん値段分の性能はあるんでしょうけど、手頃な値段のも欲しいんですよね。

欲しいレンズを揃えようとすると、ボディ以上の費用がかかります。

じゃあ、マウントアダプターを買ってAマウントを使えばいいじゃんかと思いましたが、上記の通り、ソニーストアでの使用結果としては、私の手持ちレンズで今の用途では使えないレベルでした。

しかし、こちらはまだ希望があります。シグマやタムロンがEマウントレンズを発売すると言っているのでその内魅力的な価格のレンズが発売されるんじゃないかと期待しています。

3月31日までならソニーストアで買ってdポイントが25倍貯まる!

少しでもお得に買いたいという方には朗報です。

現在、dポイント春のスーパァーチャンス中!ということで、対象店舗10店舗d払いによって買いまわることにより、最大25倍のdポイントが貯まります。

25倍の内訳は以下の通りです。

  • 通常ポイント:10倍(一部店舗は3倍)
  • 買い回り:最大10倍(2店舗で2倍、10店舗で10倍)
  • dカードでの支払い:3倍
  • dポイントクラブの通知ON:2倍

キャンペーンを最大限に活用してα7Ⅲを購入するには

最大限に活用するにはコツがいります。

なぜならd払い、本キャンペーンには以下の条件があるからです。

  • d払い可能決済額:10万円以下

d払いは10万円以下の決済にしか使用できません。そのため、普通に考えれば20万円オーバーのα7Ⅲをd払いで購入することはできません。

しかし、ソニーストアにはお買い物券という商品があり、これをd払いで購入することにより、α7Ⅲ購入時の決済額を10万円以下にすることができるのです。(お買い物券は1度に1万円分しか購入できないため、

α7Ⅲのボディ本体価格は税込248,270円ですので、15万円分のお買い物券を購入すればα7Ⅲ購入時の決済額は98,270円となり、d払いで決済することが可能です。こうすれば15万円分のお買い物券のd払いでのポイント+α7Ⅲ本体のd払いによるポイントを獲得でき、税込価格のすべてをd払いで購入することができます。

上記の買い方をすることにより、実質186,202円で購入することできるようになります。

※そもそも、25倍ポイントをもらうにはあと9店舗買いまわらなければならないため、その分の購入費用を考慮する必要があります。うまく自分がほしいものをタイミング良く買えればいいですが、10店舗買い回りを達成するために、必要ないものや他よりも少し高いものを購入せざるを得ない場合があります。

 

まとめ

とても欲しいです。手持ちのカメラ機材すべて売ってEマウント一本にしてみようかと思えるほどのスペックですね。

私のような趣味カメラマンとしては5年は十分に使えるスペックかと思います。これ以上は不要なんじゃないかというレベルです。

今のところは買い替えないと決めていますが、何かちょっとしたことですぐに心変わりしそうなくらいぐらぐら揺らいでいる中での決定です。

いつの間にか手に入れているかもしれません・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です