サイゲン大介のステーキ調理法を実践【得する人 損する人】

7月14日の「得する人 損する人」というテレビ番組の中で、外国産ステーキを和牛のように変えるレシピをやっていました。

肉好きの私にとってはとても興味深い内容。和牛ステーキはうまいが、さすがに高い。でも安い肉を和牛のようにできるのであれば、そんな素晴らしいことはない。

というわけで、3連休最終日の海の日に実践してみました。

材料を揃える

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  • ステーキ用牛肉(オーストラリア産)
  • 炭酸水
  • コーヒーフレッシュ
  • 牛脂

番組では100g300円の牛肉を使っていましたが、今回私が買ったのは300gで641円の牛肉。

炭酸水はアピタのプライベートブランドのもの。コーヒーフレッシュは余っていたものを使用。

牛脂はできるだけ和牛のものを使用しましょう。お肉屋さんでもらえます。ちなみに、今回はお肉屋さんへ行けず、スーパーで置いてあった牛脂を使用。これが失敗だったかも。

調理開始

さぁ、牛肉ですよ。久々にスーパーで牛肉買いました。

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比較するために、一部をそのまま焼く用に切り分けます。

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その肉の両面に1cmほどの間隔で切り込みをいれていきます。切込みを入れた肉を炭酸水でつけます。今回はビニール袋にいれてみました。このまま20分放置。アワアワしてますね。

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20分経ちました。

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炭酸水は捨てます。肉の表面から水気をしっかりとりましょう。

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肉の表面をコーヒーフレッシュでコーティングしていきます。白いな。

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続いて牛脂を準備。今回はスーパーでご自由にどうぞな牛脂。

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電子レンジで500Wで1分半。我が家ではあまり溶けず、2分半くらいやりました。

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溶け出た油を肉の表面にぬっていきます。番組では小さじ2杯とやっていましたね。切り込みに油が入ることにより、和牛のサシのようになっていくのです。しかし、私の使った牛脂はスーパーのご自由にどうぞ。とりあえず塗りこみ、常温で20分放置。

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案の定、番組のようにはならず。なんか油ギッシュな汚らしい感じになってしまった。

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気を取り直して、普通に焼くだけの肉を用意。塩コショウをふって焼く準備にとりかかります。

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焼きます。擬似和牛の方はまだ塩コショウなどの味付けはしないように。焼いたあとに味付けます。

油は牛脂を使用。フライパンをアツアツにしていきます。

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肉投入。最初の面は強火で1分弱焼きます。

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裏返してからは火を弱め、約3分ほど焼きました。きっとミディアムレアくらいになっているはず。いい感じの焼色。

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実食

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本日のメニュー。わくわくしてきたぞ。

  • 牛肉ステーキ300g
  • 付け合せのもやし
  • レタスサラダ
  • 白飯
  • コーンスープ

では、お肉を食べてみましょう。

まずは普通に焼いただけのもの。
切る段階から固い。なかなか切れない。そして、口に入れてもやはり固い。しっかり噛まないと飲み込める状態にならない。味はそれなり。

続いて、擬似和牛の方を実食。
普通に焼いたものよりは簡単に切れる。ただ、和牛のようにはなかなかいかない。口に入れたら、確かに柔らかくなっている。しかし、脂がきついな。やはり牛脂をスーパーのご自由にどうぞにしたからか。これが和牛の牛脂なら違っていたかもしれん。柔らかいが和牛っぽくない。

なぜ擬似和牛になるのか

炭酸水に牛肉を漬け込むことにより、炭酸水の炭酸水素ナトリウムが牛肉のたんぱく質を分解してくれるそうです。これで固い外国産の牛肉が柔らかくなります。

そして、和牛の牛脂に含まれている和牛独特の甘い香りが和牛っぽさをかもしだしてくれるそうな。そこを怠った私は失敗してしまったということ。ここ重要です。

コーヒーフレッシュは植物性の油で肉汁が外に出ないようにコーティングしてくれます。

まとめ

今回は失敗しました。

原因ははっきりしています。お肉屋さんの和牛の牛脂を使わず、スーパーのご自由にどうぞ牛脂にしたから。だから、炭酸水に漬け込んだ柔らかさは実現できたが、和牛っぽさがなくなっていた。そればかりか、ちょっと汚い油っぽい肉になってしまった。

今回の反省を活かし、次回はしっかりとお肉屋さんで和牛の牛脂をゲットして調理してみたいと思います。

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