新型プリウス専用BIG X X9S-PR2レビューその1

新型プリウスのナビに悩み続け、結果的にはアルパインのビッグXを購入しました。
そして、ようやく取り付けが完了したので何回かに分けてレビューをしたいと思います。

今回はひとまず取り付けて高速道路を走行してみましたので、ファーストインプレッション的なところ簡単にご紹介します。

プリウス専用の9インチナビ。売りは専用設計と9インチの大画面。そして、WXGAの解像度。これくらいでしょうか。現状、社外品の9インチはアルパイン一択ですから、私のような9インチがいいけど、純正は嫌だという人はアルパインを購入してください。ちなみに、私は三菱電機のサウンドナビと迷いましたが、最終的には大画面の利点を選び、アルパインの購入にいたりました。

早速取り付けてもらいました

会社の先輩に紹介してもらった業者の方にナビ、ETC、セキュリティなどもろもろやっていただきました。では早速取り付けた写真を。

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運転席座ってみての感想は、やはりでかい。旧車では7インチよりも若干小さいナビを使っていたため、余計に大きく見えます。しかし、正直なところ、プリウスサイズの運転席で9インチは少々でかすぎるかな、というのは思いました。8インチがちょうど良さそうな大きさかと思います。是非、三菱電機に8インチのサウンドナビをつくってほしいものです。

地図画面

私のナビの使い方としてはルート案内よりも普段の地図確認に使うことがおおいため、ある程度範囲を一度に表示できるのは非常に重要です。前のナビでは見たい範囲を表示させるためには、縮尺200mで表示しないとダメでした。しかし、今回のナビでは100mでも十分な範囲を表示させることができます。これはさすが、大画面、高解像度ですね。

縮尺200mだとこれくらい。

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縮尺100mにすると、一通も表示してくれます。これはとても便利!

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ルート案内

2月13日に開通した新東名を走ってきたのですが、いきなりルート案内の残念さを目の当たりにしてしまいました。

ひとまず、目的地設定ですが、やはりちょっと検索に時間がかかります。時間にして、5秒もかかってはいないと思いますが、サウンドナビの検索の速さを考えるとちょっとここは残念ですね。

そして、肝心のルート案内です。通常、すれ違いがぎりぎりの道を通れば、乗りたいICまでは一本道で行くことができます。しかし、ナビはあえてその細めの道を回避し、かなり大回りになる大通りを通るルートを選択。そのおかげで、普段なら10分くらいでICまで行けるところを20分弱かかってしまいました。普段、通らない道を案内してきたので、別のICから乗るのかなと思ったら最終的には自分の思っていたICで乗ろうとしたので、少しあきれてしまいました。これは学習機能とかで補正されていくのだろうか。

ただ、それ以外のルート案内については特におかしなところもなく、問題なく目的地に到着することができました。

ちなみに、まだ新東名は収録されていなかったため、初のルート案内使用にもかかわらず、何もない山の上を通らせるという鬼畜なことをしてしまった。すまん、ビッグXよ。

画面表示

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写真では伝わりませんが、やはりWXGAの解像度は一線を画していますね。(ナビだけで比較すると)地図画面はもちろんのことテレビ画面がきれいです。地デジの受信についても特に問題なし。山の中へ行くと時々ワンセグに変わりますが、普通に見れています。地デジ画面はきれいです。フルセグを生かし切れています。まぁ、このためだけに買ったようなものなので大満足です。普段、スマホのフルHDに慣れてしまっていると、7インチナビのWGAはかなり粗く見えてしまいますよね。まぁ、たかだが9インチにそんなに解像度が必要かと言われると何とも言えないですが。

音質

Auto Sound Webの金賞を受賞しただけあって期待していました。一応車種専用設計のため、音質調整も最適化されているという話。

しかし、正直な感想は、こんなものか。おそらく、音質調整次第でいくらでも変化するんだけど、車種別専用設計の調整値では正直期待外れでした。音自体の質は好みなんだけど、バランスが非常に悪い。低音はぼやけすぎているし、高音はちょっと出すぎている。これは調整次第でどうにかなりそうなので、時間ある時にいじってみます。

あくまでも専用設計の推奨値に設定した場合の話ですので、あとは個人の好みで調整したらいいのかなと思います。

その他

  • ステアリングスイッチ
    使えるのは音量+、音量-、シークアップ、シークダウン、MODEのスイッチのみです。ナビレディで追加されたスイッチは使用できません。これに関しては使えればいいなくらいだったので特に問題なし。
  • バックカメラ
    今回はナビレディパッケージのリヤカメラが装着されています。画質は粗いですね。アルパインのカメラがどんなものかわからないので比較はできませんが、使用には十分です。
  • 運転中の操作
    基本的にはすべての操作が可能ですが、運転中に目的地設定をすると、自動的にルートが決定されます。停車時に目的地設定すれば、5つのルートを選択かのうですが、運転中の目的地設定ではそれを選ぶことができません。

まとめ

ファーストインプレッションとしてはとにかく画面が大きくて高精細。地図も一度に多くの情報を入手できる。以上のことから、私の希望は満たしていますので満足しております。ただ、やはり音質が気にはなるので、要調整ですね。もしくは他に機器の追加が必要かもしれません。

今後も使いながらレビューは追加していく予定ですので、もし教えてほしいことなどございましたらコメントいただければ、確認してご紹介します。

地図画面操作をレビューしたその2はこちら

2 Comments

通りすがり

はじめまして
私もアルパインのBIGXの高画質に惹かれているのですが、ルート関係のおバカ具合が気になって踏み出せません。
その後いかがでしょうか?
宜しければお教えください。

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れともめ

コメントありがとうございます。
ナビ機能自体は5回ほど使ってみました。(200kmほどの長距離2回、50kmほどの近距離3回)このレビューで書いた以上のバカさには出会っていませんが、目的地が目の前なのに少しでも細い道は避けて通るため、遠回りをして目的地へ案内することが何度かありました。道幅にかなり影響を受けているように感じます。
これは多かれ少なかれ他のナビでもあるかなと思います。私はそれほどナビ機能を重視していないため、気にしていませんが、気になる人は気になるかなと思います。ただ、今のところそこまで的外れな道案内はしていないので許容範囲です。
ただ、それよりもルート案内時の動作が重くなるのがちょっと気になります。場合によってはフリック、ピンチイン操作がかなり遅れる場合ありです。
参考になれば幸いです。また、もう少し使った段階でレビューその2も実施予定です。

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