X-E2+fringer EF-FX Pro (FR-FX1)を持って中京競馬場へ行ってきました

fringer EF-FX Pro(FR-FX1)を購入して以来、X-E2には常にキヤノンのEFレンズを使用しています。

純正XFレンズと比較すると使いづらい場面はでてきますが、それでも普段遣いで困る場面はそれほど多くないのが常用につながっているのでしょう。あと、XFレンズを35mm F1.4しか持っていないという・・・。

そんな中、ようやく夏の中京競馬が開幕しましたのでX-E2+fringerでどれほど競馬を撮れるのか気になったので試してきました。

本日の持ち出し道具

本日持っていったカメラボディはX-E2のみ。AF性能としては、動体には厳しいカメラ。といって、動きを予想できる競馬ではそれほど影響はないかもしれないが。

レンズは風景撮り用にEF40mm F2.8を持っていきました。中古で1万円ほどで買ったキヤノンの撒き餌レンズです。

そして、競馬撮りに最重要な超望遠レンズとして、Sigma 100-400mmを持っていきました。APS-Cなので換算600mmまで使えますね。

そして、最後に富士フイルムでEFレンズを使うためのマウントアダプターであるfringer EF-FX Pro(日本販売名:FR-FX1)です。

現在は後継機のFR-FX2が販売されております。

撮影してきました

7月1日はCBC賞が開催されます。天気はくもりがあるものの陽は常時さしており、非常に暑い日でした。

今回は撮影してきた写真をJPEG撮って出し(フィルムシミュレーションはVelvia)をご紹介します。基本、広角はEF40mmで望遠はSigmaで撮影しています。

まずは駐車場。私は400円をけちって、少し離れた駐車場に停めます。ここなら駐車料金は600円です。ただ、スタンドがこんなに遠い。

駐車場側から行くとこんな階段がお出迎えです。ようこそ、中京競馬場へ。

前回の開催振りなので、約3ヶ月ぶりでしょうか。

相変わらずグルメキッチンカーが軒を連ねています。

私が行ったのお昼すぎだったので6レースから見ることができました。

7レースはダート戦だから遠いこともあり、また、クソ暑かったので涼むこともかねてガラス張りのスタンドから撮影してみました。ガラスがあるぶん、ピンはずれています。

8レースはパドックに行ってみました。相変わらずの暑さ。顔認識がONになっていたので厩務員さんばかりにピンが合うという。

8レースの本馬場入場はAF-Sで撮影してみました。AF-Sだと連写が速くなりますね。AF-Cだと連写Hiにしてても3コマ/秒くらいかな。

400mmでスタンドのJRAマークを撮影してみました。

スタンドとパノラマカーも撮影してみました。

続いて9レース。芝2000mmは4コーナー奥からスタートなので2回撮影チャンスがあります。宝塚記念を勝った和田騎手が絶好調でしたよ。

レース毎に芝をならしてくれています。ありがとうございます。

さて10レースは飛ばしてメインのCBC賞パドックです。少し上目から撮影してみました。

本馬場入場はAF-Cが結構きれいに決まったように見えます。

私の本命のワンスインナムーンはさっぱりでした。

メイン後の中京競馬場。福島11Rを見ながら撮影しました。

他機種で撮影した競馬写真

比較になるかわかりませんが、他機種で撮影した写真を掲載しておきます。そんなに遜色ないように見えますね。

α55+SAL70300G

α77Ⅱ+SAL70300G

X-T2+fringer EF-FX Pro+Sigma 100-400mm

まとめ

今回はfringerのEF-FX Proを使って競馬を撮影してみました。

正直な感想としては、結構まともに撮れたなって感じです。Velviaなのでコテコテな色乗りで少しやりすぎている色に見えますが、X-E2としては十分撮れている方かなと思いました。

これがX-T2とかの新しいセンサーを搭載した機種であればより鮮明に映るのでしょうが、私としてはこの結果に結構満足しています。

X-E2でこれならX-T2やX-E3、X-T20に変えたらより良くなると思うと、ワクワクしてきます。

とりあえず、fringer EF-FX Pro+Sigma 100-400mmでの競馬は十分使用に耐えます。

10 Comments

太郎

はじめまして。
自分もFringerのマウントアダプター使ってます!
sigmaの100-400ではAF-Cも使えるのですね!

AF速度の動画も拝見しました。
テレ端では、”スッ”と合う時と、迷う時があるみたいですね。

自分はEF400mm F5.6を使用しているのですが、非常に厳しいです…

返信する
れともめ

はじめまして。コメントありがとうございます。
AF-Cは動きますが、競馬のような規則的に動くものでしたら何とか、という感じです。

AFは、おっしゃるようにいつもスッとは合ってくれませんね。迷った挙げ句にボケボケで合焦する時もあります。

EF400mm F5.6は厳しいんですか・・・キヤノンLレンズなら良いのかなと思ってましたが。

やはりXF100-400mmですかね。

返信する
太郎

返信ありがとうございます^_^
純正なら幸せになれるでしょうね…

>迷った挙句にボケボケで合焦する時もあります。
自分の400mm F5.6は6〜7割、この動きです。
“スッ”とピントが合うことは99.9%ありません。
レンズの問題かと思い、お店のキヤノン80Dで試しましたが、超速AFで問題ありませんでした。

まだ発売して一年くらいですし、fringerに頑張ってもらうしかないですね。

長文失礼致しました。

返信する
れともめ

6~7割でボケボケだとつらいですね・・・。

一度Fringerに問い合わせてみてはいかがでしょうか?
私が買った当初に問い合わせたときは、わざわざレンズを買ってきていろいろ調整して、
改善したファームウェアも先行で送ってくれました。
もしかしたらアップデートのきっかけになるかもしれません。

返信する
太郎

アドバイスありがとうございます。

れともめ様の問い合わせ記事を参考に、20日にfringerに聞いてみまして、基本となる設定のアドバイスを受けました。

・像面位相差センサーの場所のみ使う
・シングルポイント(中サイズ)orゾーンフォーカスモードで撮影する
・明るい場所を撮影する
との事でした。

しかし、これらの条件下でもAFが遅かったので、写真や動画を送ってみようかと思っています。
出来ることなら、XC50-230mmテレ端くらいの速さになって欲しい…

このブログにお世話になりっぱなしですm(__)m

返信する
れともめ

お返事遅くなりました。
なるほど、条件のいいところで撮影してくれということですね。動画を送ってみるのがいいかもですね。
向こうとこちらの認識の乖離があると質問しても平行線のままになるでしょうし。

Fringerのアダプターは、他マウントのアダプターと比べても、比較的安定して作動するなというイメージがありますので、何とかしてほしいですね。

お役に立っているのであれば私もうれしいです。ありがとうございます。

返信する
太郎

ご無沙汰しております。
EF400mm F5.6の件、問題解決致しました!

れともめ様からのアドバイスを参考に、動画を撮影してフリンガーに連絡してみると、
「位相差AFが働いてない様だ。でも何故だかわからない。画像を送って下さい。」

と返事が来たので、画像を送ると驚くべき返事が…
「あなたのEF400mm F5.6は、私たちがテストしたレンズとは違うバージョンでした。どうやら、EF400mm F5.6は2つのバージョンがあるみたいです!
あなたのバージョンを追加したファームウェアを送りますので、試してみて下さい。」

という返事と、Ver.2.71のファームウェアが届きました!
2バージョンあるのは、Fringer側も全く知らなかったようです。

そして、Ver.2.71にアップデートすると…
“スッ”という位相差AFの動きになりました!!
Fringerさん、素晴らしいサポートでした^_^

しかし、400mmという超望遠だからか、AFの迷いはまだあります。
特に近距離⇄遠距離は迷うこと多いですね…

X-T3&Sigma100-400の組み合わせはどうですか?

超長文、大変失礼しました。

返信する
れともめ

コメントありがとうございます。
なるほど、バージョン違いが反映されていなかったので位相差AFが作動していなかったんですね。
そもそもバージョン違いがあるということも知りませんでした・・・。
そして、相変わらずの素早い対応です、Fringerさん。すぐにファームウェアをだしてくるとは。

ひとまずは位相差AFがきくようになったようでよかったです。

X-T3&Sigma100-400も迷いはしますね。
ボケボケなのに合焦状態になることは多々あります。競馬のように、芝生の上に馬!っていうシチュエーションであれば
そこまで迷うことはないのですが、動物園のような木々や岩の中、檻の向こうにいる動物を撮ろうとする場合だと迷う率高いです。

そのため、最近は近場までMFで合わせてからAFを使うようにしたりと、少し工夫したりもしています。
ここらへんはマウントアダプター使っているから、ということで割り切ってはいます。

返信する
太郎

X-T3でも完璧ではないですか…
柵やガラス越しのAF・木々の中にいる被写体へのAFは、自分も撮影していて”厳しい”と感じました。
AF+MF等、工夫するしかないですね。
とはいえ、自分のような貧乏カメラマンにとってfringerさんのアダプターは本当にありがたいです!!

れともめ様にも、本当にお世話になりました。心より感謝致します。

これからもブログ拝見させて頂きますm(__)m

返信する
れともめ

>自分のような貧乏カメラマンにとってfringerさんのアダプターは本当にありがたいです!
同じくです!これに尽きます。純正よりは安く超望遠が手に入ることは大きいですね。

こちらこそ読んでいただきありがとうございます。
また、カメラ記事あげていきますので、よかったら足をお運びいただけますとうれしいです。

返信する

れともめ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です