子猫から猫を飼いはじめた方なら一度は悩むことといえば、去勢をするかしないか。
巷では猫は去勢をするもの、という人もいますし、去勢なんて人間のエゴではないか、という人もいます。
本記事ではその是非については問うことはしません。賛否両論、議論は平行線にしかなりませんので。
我が家では病気のリスク等も考え、少しでも長く一緒にいたいという思いから、去勢手術をすることに踏み切りました。
今回、初めて子猫から猫を飼いはじめて去勢手術というものを体験したのですが、それにかかった費用などをご紹介したいと思います。
去勢手術をした我が家の猫
今回去勢手術をしたのは、昨年9月に譲渡会で譲っていただいた生後9ヶ月ほどのオス猫です。その名はころすけ。
黒猫かと思いきや、胸あたりに白毛があったり、茶色い毛があったりと特徴的なかわいい黒猫さんです。
ハチワレのはちもんと大の仲良しです。
ころすけとはちもんはいつも一緒にいます。
去勢手術をするメリット
メリットは大きく分けて2つあります。
マーキング行動がなくなる
去勢をすることにより発情しなくなるためマーキングをしなくなります。マーキング(=スプレーとも言います)は非常に臭いがきついし、一度されるとなかなか落ちないんですよね。人間にとってもなかなかつらいです。
去勢をすれば発情もしなくなるのでマーキング行動はなくなります。
病気のリスクが減る
精巣を取り除くため、精巣に腫瘍ができるリスクはなくなります。
猫で精巣腫瘍になる確率はかなり低いらしいですが、それでもならないとは限りません。そのリスクが全くなくなるため、安心できますね。
去勢手術までの流れ
私は以下のような順序で去勢手術を進めました。
- 生後6ヶ月:かかりつけの動物病院で去勢手術について相談
尿管が細い段階で手術してしまうと成猫になってから石がつまったりしやすいため、もう少し時間がたってからの方が良いというアドバイスをもらいもう2ヶ月ほど待つことに。 - 生後8ヶ月:再度動物病院に相談し、1ヶ月後に手術をすることに決定
- 生後9ヶ月:予約した日に去勢手術を行う
去勢手術当日のスケジュール
去勢手術を予約した当日のスケジュールです。前日までは特に何事もなく普通に生活をさせています。
- 午前8時:いつもなら朝ごはんの時間だが、手術当日は朝ごはん、水も抜き
- 午前9時半:動物病院へ行き、血液検査&体調チェック
ころすけくん、恐怖の表情です。
- 午前10時:血液検査&体調チェックの結果、手術をしても問題無しのため、そのままあずける。しばしのお別れ
- 午後0時ころ:手術をされていることかなぁ
- 午後18時:引き取りに行く
- 午後19時:帰宅
術後の様子は
病院ではシャーしたり、うなったりしていましたが、家に帰ったら落ち着いたようです。ひとまずは特にかまわず部屋でおとなしくさせていることに。
病院からの指示で1時間は様子を見て何もさせず、与えずでした。その後、大丈夫そうだっので、まずは水を少しあげて、その後ご飯をいつもの7割くらいあげました。これも病院からのアドバイスです。その後はひとり遊びを少ししてからいつもどおりのAVアンプの上で爆睡していました。
また、抗生剤を5日分もらいましたので、術後翌日から1日1回与える必要があります。
ちなみに、術後は患部をなめる可能性があるため、エリザベスカラーを装着しました。最初は外そうと壁などにすりつけていましたが、少し経てば気にしなくなっていました。
費用はいくらかかった?
最後に、本記事のタイトルにもしました費用についてです。
ずばり、24,840円でした。
内訳は以下の通りです。以下に消費税がかかっています。
- 診察料:540円
- 注射:1,080円
- 血液検査:11,124円
- 抗生剤5日分:864円
- 去勢手術:9720円
- エリザベスカラー:1512円
思ったよりもかかったな、という印象ですが、もともと2万円~3万円くらいかなと思っていたので創造の範囲内でした。
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