私は物心がついたころからのアトピー持ちです。
かれこれ30年弱はアトピー肌とつきあっています。今も塗り薬は手放せず、いろいろと気を使いながらの生活となっています。
そんなアトピー肌を少しでも和らげようとちょっと高めの塩分入り石鹸である「ぬちまーす海塩石鹸」を購入してみました。今回はその個人的感想なぞを記事にしてみます。
私のアトピー歴
いつごろからという記憶も全くありませんが、物心ついたときには体中かきむしっていました。小学生の頃には同級生からゾンビと呼ばれたりするくらいひどかったです。
朝起きたら体中にパジャマがくっついていたり、髪の毛がアトピー皮膚にはりついてパリパリになっていたりしていました。今でも思い出すと寒気がするくらいです。
父が薬剤師でステロイドの副作用に敏感だったこともあり、子供の頃から薬を使わない療法をいろいろ試されました。
例えば、かゆみを抑える薬の代わりに手に靴下をつけて、両手を体の前でガムテープでぐるぐる巻きにして寝てたこともあります。それだけやっても朝になるとそのガムテープはとれていて、靴下が血だらけになってたりもしました。
あとはアトピーには塩が良いということで、塩風呂にもはいっていましたね。終いにはアトピーを患部に直接塗りたくって何分か放置してから洗い流すという地獄のような療法もやりました。
それでも正直あまり良くはならず、最終的にはステロイドを使ってごまかして今に至ります。今でもかなり強力なステロイドのアンチベートを塗っています。
ぬちまーす海塩石鹸
ぬちまーす海塩石鹸は沖縄の海塩であるぬちまーすを配合した石鹸です。80gで税込2160円となかなか高価な石鹸です。
そもそもぬちまーすとは
沖縄の方言でぬち＝命の、まーす＝塩という意味だそうです。
世界初の特許製法「常温瞬間空中結晶製塩法」により作られています。なんのこっちゃという感じですが、詳しくはこちらを御覧ください。
とにかく、世界一の塩ということですね。
ぬちまーす入り石鹸
そんなぬちまーすの塩を20%ともずく成分を混ぜた100%植物性油脂使用の無添加石鹸だそうです。
従来は石鹸に天然塩を多く配合するのは難しかったそうですが、真空加圧製法により高配合することが可能になってきたそうです。そのおかげで誕生したのがぬちまーす海塩石鹸ということですね。
期待できる効果
では、どんな効果が期待できるでしょうか。
まず、海水は赤ちゃんがお腹の中にいるときに包まれている羊水と同じミネラル成分ということもあり、肌には良さそうですよね。
また、塩分の効果として保湿や保温、殺菌という効果があります。
アトピー肌の大敵は何と言っても乾燥肌。そして、患部の菌増殖が悪化を招きます。そこに効果がありそうです。
使ってみた
ぬちまーす海塩石鹸には専用のネットがついています。そんな大層なものでもないですが、これで泡立てるとよく泡立ちますよ。
上手な泡立て方も裏面にのっています。
というわけで、泡立ち具合を見てみましょう。
非常にきめ細かく泡出します。本当にふわふわな泡です。シルクのような泡立ちという感じです。
このシルキーな泡で体中を洗っていきます。髪の毛から足の爪先までやさしく洗っていきますよ。ごしごし洗ってしまうと肌の皮脂を余計に洗い流してしまいますので、適度に皮脂を残しながら洗っていきます。
と言っても、そんなに気にせず手で泡をとって手で洗っていけば大丈夫です。
効果は実感できるか
正直、まだ実感はそれほどありません。わかりません。
ただ、風呂後の肌のつっぱり具合は和らいでいます。今までも肌に優しい石鹸を使っていましたが、それよりもつっぱりがない感じです。
ぬちまーす海塩石鹸取扱終了
最近買ったばかりなのですが、どうやら直営店での取扱終了したようです。各オンラインショップでも値上がりしています・・・。
その代わりの製品が登場しています。同じ製造会社で作ったリュウミネ石鹸が後継品ということです。こちらはぬちまーすから作られた美容用の塩である
シルクソルトを30%配合しているとのことで、より効果が高そうな気がしますね。
ただし、80gで税込2592円となっており400円高くなっています。これは結構きつい・・・。
その他、ぬちまーす入り石鹸というところでチュフディのぬちまーす塩石鹸があります。こちらは100gで2000円以下とお求めやすい価格。
まとめ
あくまでも石鹸です。
ステロイド剤のように塗ったら翌朝には荒れがなくなっているというものではありません。毎日、地道に使って積み重ねていくことにより、効果が現れてくるのかなと思います。
私もまだ使いはじめて2週間目なのでそれほどの効果は実感できていません。ただ、やはり継続は力なり、なので1ヶ月、2ヶ月と継続していきたいなと思います。
石鹸としてはかなり高い商品ですが、これでアトピーが少しでも改善されるなら安いものです。続けていきましょう。
コメントを残す