50系プリウス カーナビを考える(2016年7月編)

車を購入したときの楽しみというとオプションやアクセサリーを楽しむことですよね。私もプリウス購入時はいろいろ悩みました。

新型プリウス(ZVW50系)カーナビを考える【2016年1月時点】

最も楽しくて悩ましいのはカーナビでしょう。ラインナップは豊富にあるものの各メーカー一長一短があるので、どれにしたらいいか難しいですよね。カーナビ単体としても決して安くはないものなので後悔のない買い物をしたいです。

カーナビを検討する際の考慮点としては1月時点での記事と同様ですので割愛。

ではプリウスに合うカーナビはどれなのか、2016年度の製品から今自分が買うならこれだなというのをエア検討していきたいと思います。

アルパイン プリウス専用ビッグX X9V-PR

まずは私も使っているアルパインのビッグX2016年度版。基本機能は変わらないので、レビュー1レビュー2を見ていただけると私の評価が見れます。お値段は17~19万円くらい。

2015年度版との主な違いとしては以下の通り。

  • オープニングアニメーション変更
  • カーアロマコントロール追加
  • ダブルゾーン機能進化
  • 高品位ルート探索
  • 高品位オーディオパーツ使用
  • 純正ステアリングリモコンのハンズフリーボタンに対応
  • バックカメラのステアリング連動ガイド線に標準対応(2015年版は別売りキットで対応)

基本的にはそんなに変わっていません。興味のあったVICS WIDEも2016年度地図に更新すると対応するようですので、それほど差異がありませんね。ハンズフリーボタンに対応はうれしいところですが、そもそもハンズフリーを使わない。

詳しくはこちらでまとめています。

カロッツェリア サイバーナビ AVIC-CL900

カロッツェリア誕生30周年の今年に満を持して発表された8インチモデル。50系プリウスの取り付けキットを使用しての取り付けが可能。かなり大幅なアップグレードをしたモデルのようですね。ニュースや公式サイトを見ていて気になった点をピックアップ。総じてかなりのレベルのカーナビに仕上がっているようですね。お値段は大体16~18万円くらい。

ちなみに通信ユニット搭載のAVIC-CL900-Mという商品もありますが、お値段は25万円くらいととてつもない値段。

従来比3倍の高速レスポンス

CPUの処理能力が3倍となったようです。また、メモリ、OSの見直しも行われ、かなり高速なレスポンスを実現したとのことです。サイバーナビの印象というと、店頭で触ったレベルではもっさりした印象を持っていました。しかし、今回のモデルのプロモーション動画を見る限りはかなりの高速レスポンス。インターフェースもスマホっぽくすることにより初めて使用する人でも感覚で操作をできそうです。

スクロールバーもドラッグで移動できるのはうらやましい。アルパインはそれができないんだよね。その他の設定画面でもドラッグ等の操作で調整できそうなのはうらやましいな。

ただ、あくまで動画内でスムーズに動くという話なので実際の挙動がどうなのかは気になるところ。また、アルパインみたいにすぐ熱を持ってもっさりになるかどうかも気になる。

検索時に検索候補の表示

目的地検索するときに検索候補が表示されるようになっている。たとえば、「よこはま」と入力すると候補として「横浜・八景島シーパラダイス」や「よこはま動物園ズーラシア」が表示されていました。これはサウンドナビでもある機能なんですけど、ネットの検索っぽくて便利ですよね。でも見てた感じ入力した単語で始まる言葉しか拾わないのかな。曖昧検索とかもできるとうれしいのだけど。

地図の見やすさ向上

サイバーナビをやめた理由として地図の見やすさがありました。でも今回のモデルの地図は見やすそう!地図データフォーマットも新しくなったそうで、色合いもいいですね。いろいろなアイコンを使って自分好みの地図へカスタマイズ?もできそうな風に記載されているのでこれは面白い。ルート探索には定評があるので敵なしになりそうな予感。

AV機能の進化

サイバーナビは高音質ナビとしても有名ですね。今回のモデルも音質には力をいれているようですので、これまた高品位なオーディオが期待できそうです。また、今回からXGA(1024×768)の画面となり、解像度の高い映像が楽しめそう。まぁ、映像のきれいさならビッグXの方が良いですけどね。

発表時に話題にあげました「出っ張る」ナビです。なんといっても2DINサイズながら、大画面を楽しめるのが売りですね。本体は2DINサイズにし、画面だけ手前にせりでてくるため、本製品は9インチだけど、体感的には10インチ相当とのこと。イメージとしてはタブレットを取り付けている感覚ですか。2DINなのでさまざまな車種にポン付け可能。現在は180車種に取り付けれるとのこと(2016年7月現在)。価格は14~16万円くらい。

こちらの特徴はこちらの記事でアップしましたので割愛します。今回は発売後にネットで拾った声などを紹介。

やはり大画面目当てで購入される方が多いので画面の大きさには満足されています。しかし、はめこみ型のナビであれば前面にスイッチ類が見えるので操作も容易ですが、このナビはタブレット型なのでスイッチが上にあるようで、見ながらでないと押しづらいという声がかなりありますね。

通常のナビ機能やオーディオ機能はパナソニックなのでいい意味でも悪い意味でも普通なのでしょう。レスポンスもそんなに悪くないという感想が見られます。

あとは振動によって揺れるという意見も。公式では振動に強い設計、となっていますが、実際はそうもいかないようです。

あとは9インチなのでWVGAでは他と比べると画面が荒く見えるそうです。サイバーナビもXGAに進化した今、これではいかんですよ!

その他

クラリオン スーパーワイドナビ MAX776W

個人的にはコンセプトが好きなナビ。2DINワイドを最大限に活用した7.7型の画面。クラリオンの提唱するフルデジタルサウンドシステムに対応するナビだそうです。デジタルコアキシャル出力端子による完全なデジタル伝送が可能とのこと。これは非常に興味ある。どんな音になるんだろうなぁ。

MAX775Wからの進化点はこれくらいなのであまり興味はわかないな。

他のメーカー

ケンウッドやイクリプス、三菱などはまだ2016年度モデルが発表されていないので前回からは変わりなし。

また、ディーラーオプションナビもモデルチェンジはなしで継続販売とのこと。

まとめ

もし現時点でカーナビを検討するなら間違いなくサイバーナビにします。現状、実機を触ってみないことには何とも言えないところが多いですが、操作性も向上しているし、地図も進化、機能も進化、画面も進化と敵なし状態です。9インチにこだわるのであれば、アルパインもしくは純正一択ですが、8インチでもいいやという人は、まずサイバーナビを検討するのが良いかと思います。値段的にも安いですしね。

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