(株)ピーシーデポコーポレーション(7618)購入記

一昨年、NISAの開始に伴い証券口座をSBI証券で開きました。

しかし、結局昨年は全く投資は行わず休眠口座となっていました。これではダメだと思い、今年になってようやく投信の積立を始めました。

そして、今度は株式投資をしてみようといろいろな企業を見てみたのですが、ピンとこず。何か月もウォッチだけし続けてはいたが、特に何もせず。
しかし、ようやくこれだ、というのを発見しました。

その企業とは、(株)ピーシーデポコーポレーション

MEMO
PC DEPOT株は2016年8月に売りました。まぁ、いろいろありましたからね。
(株)ピーシーデポコーポレーション(7618)売りました

どうしてPC DEPOT

職場から近いところに店舗があり、会社で使うPC小物を購入していました。品揃えも値段も特に不満もなく良い印象を持っていました。
しかし、これだと思った一番の理由はIPOを行っていたこと。

IPOとは

IPOってなんじゃ、ということで調べてみました。

IPO株とは、新規に株式市場へ上場する株式のことです。企業が株式市場へ新規上場する際には、創業者などの大株主が持っている株式の一部や、上場にともなって企業が新たに発行する株式などが、複数の証券会社を通じて一般の投資家に販売されます。

出典:man@bow

IPOはブックビルディングという抽選方式をとって株式販売を行います。

「ブックビルディング」とは、上場企業が新株を発行して公募増資を行う際に、1株あたりの新株発行価格を決める方法のひとつです。値決めの手段のひとつですので、正確には「ブックビルディング方式」といいます。

ブックビルディング方式は、新株発行の時の値段を決める際に仮条件を投資家に提示して、「その値段で投資家がどれくらい買いたいか」という投資家のニーズを調べた後に新株の価格決定を行なう方法です。

出典:man@bow

上記の通りです。付け焼刃の勉強をして抽選に申し込みました。我ながら恐ろしい。

抽選に応募しよう

SBI証券のサイト内の「取引」から「新規上場 公募増資・売出」を選択すると一覧が見れます。
そこから該当の企業を選択し、応募します。応募時にディスカウント率を選択することができます。しかし、こいつがやっかい。
今回の場合は4つから選択できました。

  • 成行
  • 3.5%
  • 4.5%
  • 5.5%

例えば、一番安く購入できるディスカウント率「5.5%」で応募した場合、最終的なディスカウント率が「5.5%」より下の場合(4%など)は抽選すらもしてもらえないのです。
つまり、抽選の土俵にたつにはまずディスカウント率が決定ディスカウント率以下でないといけないのです。
そのため、今回は無難に「3.5%」を選択。そして、希望株数は200株。あとは取引パスワードを入力すれば応募完了です。

抽選結果発表

応募が完了すればあとは抽選結果を待つだけ。今回の応募期間は10月20日~10月27日(※最短で10月21日受付終了)とありました。
結果的には21日に受付が終了しました。そして、抽選結果はメールでお知らせがきます。

100株の当選。そして、100株の補欠当選。
今回のディスカウント率は「3.6%」だったため、ぎりぎり「3.5%」を選択していた分、抽選の土俵にのぼれたようです。

補欠当選って?

その名の通り、補欠の当選です。当選後に購入意思表示をするのですが、当選者が辞退した場合に繰り上げ当選されます。
ネットなどで調べてみると、繰り上げ当選した経験がある人は見かけません。補欠当選=落選と見た方がいいかもしれません。

購入意思表示

SBI証券では、ログイン後のメニュー「取引」→「新規上場 公募増資・売出」から当選した企業を選択します。
そこから購入意思表示ができます。ここではどの口座で購入するかを選択できました。今回はNISA口座を選択。
しかし、この購入意思表示とやらは期間が短すぎる。なんせ、10月22日0時~16時って。通勤電車内でなんとか意思表示完了。

最終的に何株購入したの?

先ほど確認してみたところ、やはり補欠当選分は購入できず、100株の購入となりました。
初の国内株式購入はこうして無事に完了。株主優待もあるので楽しみです。
あとはじわじわでいいので株価があがっていけばうれしいですね。

まとめ

  • ブックビルディングとは購入希望者を公募し、ニーズを確認した上で価格を決める方式
  • IPOに興味があるなら定期的に証券サイトを確認しよう
  • ディスカウント率は高めに設定すると抽選の土俵にすらあがれない
  • 補欠当選は、悲しいが落選と同意だ
  • 購入意思表示は短期間なので忘れずに
  • 購入できたら、時には厳しく、時には温かい目で企業を見守ろう

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